子どもが活躍する「アジアンネットワーク構想」

交流の相手校となったマレーシアの小学校

交流することとなったマレーシアの小学校(正門)
朝、子どもを送ってくる親の車列が見える

 2019年に、Y氏と二人で、学校の子どもの「アジアンネットワーク構想」なるものを話し合い、実際に調査を行い、のちのマレーシアの小学校と本校との交流実現につなげました。
その時の、アイデアや調査内容の概略を記してみます。

1 目的
 SDGsを共通の目的として、アジアの子どもたちがICTまたは実交流で手をつなぐことで、これからの時代を生き抜く国際的な視野をもつ人、アジア及び世界の平和・発展に寄与する人を各国相互に育成するネットワークの構築を目指す。

2 内容
 ⑴ 総合的な学習の時間の取組や、行事、児童会活動等の取組を英語で発信
   ・ICTによる掲示板発表 ・ICT交流

 ⑵ SDGsを通じて世界の平和、環境保全に取り組むパートナーシップ、仲間づくり
   ・各国代表児童のICTプレゼン大会 ・将来的関係国間の実交流

 ⑶ 学校教育活動の発展として、放課後子ども教室等により、ICT交流
   ・学年を超えた自由な活動  ・地域の教育力向上

3 アジアの国々との交流の可能性について調査
 ⑴  国際機関 日本ASEANセンター(紹介頂いたY氏とともに9/6訪問)
  ・ASEANでは小学校交流はゼロ
  ・留学生による出張授業はあり
  ・シンガポールはPISA2015すべてで1位
  ・ポイント(安全性、異文化交流、多民族多文化、語学、SDGs、
   グローバル課題、学校交流、ホームステイ、教育プログラム)
  ・ただし、注意点として学校数が少ない
  ・修学旅行的な点の交流でなく継続性を希望。教育の交流をしたいと考えている。
  ・ただし、公立校は交流に時間を割かない傾向。
  ・もともと学校がインターナショナルなため日本との交流自体あまり興味がない。
  ・名門インターナショナルスクールには日本人が格段に少ない。
  ・科学とSDGsで国際舞台での発表。
  ・日本の探求学習、課題研究などは、せっかくの素晴らしい研究。
   ぜひ海外での発表につなげてほしい。
  ・SDGsへの興味は高い。社会課題がSDGsによって、わかるようになった。
  ・アジアの子どもたちはすごくしゃべる。
  ・プレゼンは、もはや国際的スキル。

 ⑵ 国際ことば学院(紹介頂いたY氏とともに9/24訪問)
  ・フィリピン…日本語を教えている小学校あり
  ・インドネシア・バリ、ミャンマー…仏教国で日本指向
  ・ネパール、インド、スリランカ…日本に対してドラマ「おしん」のイメージ
  ・ことば学院として音楽や踊りの交流。出入り可能。

※ これらの情報を加味しながら、その後、マレーシアの小学校に出向き、インターネットによる交流を実現することができました。Yさんには、様々なところで長年、アドバイスをいただいております。大変支えていただき、感謝です。
 また、様々な事情により、現在は学校の取組もやむをえず様変わりせざるを得ない状況があります。過去にこうした考えや活動もあったということでご理解いただき、お役に立てれば幸いです。