茶道を志すきっかけとなったお師匠様のお言葉
「茶道は動禅」
所作の一つひとつの動きに、
心をこめる
そこには過去への後悔も未来への不安もなく、
ただ「今、ここ」という純粋な時間が流れている
今、ここにあることに浸れる
その心もちが好きだ
そして
お点前の中で
たびたび指摘されることのひとつに
「右手が留守」
その指摘は、単なる動作の修正ではなく
意識の断絶を突く鋭い一喝
左手で茶碗をもつ時でも
右手に意味をもたせている
茶碗を持つにも全集中
全身全霊とはこのことか
実は茶室の中だけでなく
日常生活の中にこそ
この心を込めていゆく。
日常を「茶室」とする
日常こそ最高の修行なのだろう