活力みなぎるとても素敵なデイサービスに圧倒されました!

🟥今回の縁側だよりについて
今回の不易の庭ラジオ 縁側だよりは、#012「つながれば、何とかなる――北小学校のS型デイサービス」です。40年ぶりの家庭訪問をきっかけに出会った、元・北小学校のS型デイサービス。笑い声が響く教室で育つ、ボランティアと利用者のあたたかなつながりを訪ねます。
合言葉は――「つながれば、何とかなる。」
先日、私はCちゃんのお宅を、実に40年ぶりに訪ねました。すると、Cちゃんのお母さんがいらして、「いやあ、久しぶりですねえ」と、昔話に花が咲きました。
いろいろなお話をするなかで、お母さんが楽しそうに教えてくださったのが、元・北小学校の教室で開かれているS型デイサービスのことでした。
(お母さんのインタビュー)
「とても楽しいんですよ」と話されるお母さんの表情が、何とも印象に残りました。そこで後日、そのデイサービスを取材させていただくことにしました。
このS型デイサービスを立ち上げたリーダーは、加藤泰恵さんです。
昨年6月に始まり、今年で2年目を迎えています。
加藤さんからお話を伺うと、この地域でのデイサービスの構想は、実は10年以上前にも一度あったそうです。
けれども、山間地域であることから、交通手段などの難しさが予想され、いったん白紙になったという経緯がありました。
今回、活動を形にできた大きな理由の一つは、「できることは、なるべくボランティアでやってみよう」という提案だったそうです。
その思いに応えるように、多くの方が集まりました。デイサービスが終われば、参加者を自宅まで送り届ける方もいる。そんな助け合いの仕組みも、地域の皆さんの力でつくられています。
加藤さんは、ご自身のことを、
「ありんこのような私一人が言ってもしょうがないんだけれども」と控えめに話されました。
そして、「いいよね、ここ」って言ってもらえるようにしないと、これから伸びていかないよね」
とも話してくださいました。
けれども私は、加藤さんのしていらっしゃることは、決してちっぽけなことではないと思います。
加藤さんの真心が、皆さんの真心につながり、地域のなかに新しいつながりを生んでいる。私は、そのように感じました。
ボランティアの皆さんの積極性。そして、参加される皆さんの笑顔。その両方が、この活動を盛り上げ、地域になくてはならない、思い出に残るつながりへと育てているのだと思います。
最近は、地域の組織でも役員のなり手がいない、高齢化でバトンタッチが難しい、という話をよく耳にします。
もちろん簡単な問題ではありません。でも、次を担う人たちとのつながりがあれば、引き継げることも増えるのではないでしょうか。
つまり――つながれば、何とかなる。
北小学校の教室で見た笑顔は、そんなことを教えてくれたように思います。
今日は、元・北小学校で続くS型デイサービスのお話をお届けしました。